外科手術時には局所麻酔だけでなく、鎮静薬を点滴により血管内に投与する方法を取り入れています。 この方法は「静脈内鎮静法」と呼ばれ、リラックスした状態で手術を受けることができ、手術中に恐怖心を感じないので、血圧も安定し、出血も少ないのが特徴です。
また、全身麻酔の場合、術後のケアのため必ず一泊入院をしなければならないのに比べ、静脈内鎮静法なら、入院することなく、1〜2時間程度の休息の後、お帰りいただくことが可能です。執刀医とともに麻酔専門医が全身をモニターしながら、細心の注意を払いながら手術を行いますので、安心して手術を受けることができます。 当院では、積極的にこの「静脈内鎮静法」をおすすめしております。
歯学博士 山嵜 博義
○平成2年 昭和大学歯学部卒
同大学・歯科麻酔科に入局し、13年間大学病院にて麻酔業務に携わる。
○平成15年、昭和大学歯学部・麻酔科を退職し、Dr.有坂のインプラント手術立会いを中心に、麻酔科医として活躍中。